女子の発達障がいについて研修した田中心理士から学ぶ会

8月11日(金)に西条地域創生センターで、田中康一郎臨床心理士をお招きして、第8回目となる学ぶ会を開催しました。お盆前の3連休でしたが、21人の参加をいただきました。

1 日時 8月11日(金・祝日)10:00~12:00
2 会場 西条市総合福祉センター
3 テーマ 見逃されがちな女の子の発達障がい
4 参加者 21名
  講師   1名
  スタッフ 4名

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 今回のテーマは、「見逃されがちな女の子の発達障がい」でした。
 「発達障がい」というと圧倒的に男の子が多いです。教師や保育士などの目も男の子に注がれがちです。女の子の場合は後から分かることが多いです。田中先生は早期発見されない理由として、「女の子はしっかりしているという神話がある」「情報の入り方のミス」などを挙げられました。

 放置された発達障がい系の女の子はその後、個性が理解され続けなかったり、摂食障がいなどの二次障がいを発症する危険性が高いようです。
「常に誰かの後を追いかけて行動する」「お世話や注意はするけど自分はできていない」「作り話が多い」「女子トークが分からない」などがみられた場合、要注意です。
 自分が普通だと思っている認知のひずみに苦しんでいるようです。そのため、マイペースがひどくなったり、しゃべれなくなったりすることがみられます。

 現場からいくつかの事例が出され、それに対する適切な手立ても教えてくれました。
 こういった女の子への対応のポイントとして、「早期発見」(早い段階で見つけてつなげること)「個性を理解させる」(年齢に合わせて少しずつ教えて行く子と)の大切さを繰り返し言われました。

 指導側の対応の姿勢として、発達系の女の子は認知が歪み続けるのでひどくなる前に対応をすること、大人が向かい合い続けることが大事だと言われました。また、大人の声や思いを伝えることが大切です。こういった大人の言葉を聞きたがっているからです。

【参加者の感想から】
■女の子の発達障がいについてはあまりしらなかったので、今後、子ども達を見ていこうと思った。今の学級では女の子はみんながいい子で真面目すぎる子ども達になので成長を見守っていきたい。自分自身も「いい子」を演じてきたという自覚があるので納得できることも多かった。(小学校教師)
■女子の発達障がいについて知ることができました。個人的にあまり出会うことがないのですが、何となくイメージがつかめました。早期発見ということで、これからその目を養っていければと思います。(学生)
■今回も参加できてよかったです。本当にいい時間でした。最初の事例からの田中先生が見立てていくポイントや様子は「なるほどなるほど」「そういうことか」と納得します。専門的に考えていくということはこういうことか・・・と。今回は事例が多く、また、身近に感じられることが多く、あっという間の時間でした。子ども達の早期発見、大切ですね。就学前の子ども達に関わる仕事なので早期発見に努めたいです。「障がい」ではなく、「個性」として本人にも保護者にも伝えてよりよく生きるためにできる手立てを一緒に考えていける大人でありたいです。(幼稚園)
■個別の事例に対して、それぞれの解釈がとても分かりやすかったです。問題背景をもとに、今後、何か必要なのかどう対応していけばいいのか、それがいちばん知りたいところです。(青少年育成センター)
■久しぶりに参加させてもらい、大変、よい話ばかりでした。職場でも男の子ばかりの支援に偏っていることが多いと感じていますが、少しずつ、女の子の気になる子にも関わっていかねばと思っているところです。指しゃぶり、ツメかみ、・・・いい勉強になります。そんな子も多いです。つい、愛着障がい?と思い込んでいるところがありました。(保育園)
■話を聞いていて自分が、娘があてはまる事例が多く、勉強しないといけないが、正直、自分がどうすべきなのだろうと感じている。勉強不足であるとは感じている。(保護者)

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