学級園にもマルチを採用すべきだ
毎日、30分から1時間ほど畑に行っている。本当はもっとマメに作業をしてきれいにしたいが、昼間は長くいると熱中症の危険性がある。
夕方は、蚊がたくさんいてたいへんである。ガードスプレーのようなものをしていても効果がないことがある。早朝、これは起きられないこともあるし、他の人もたくさんいるのでどうも苦手である。
こういった事情があり、時間は不規則である。ほとんどはちょっとした草抜きと水やりくらいである。
ピーマンであるが、2つのところで育てている。苗は同じ物であり、水や肥料も同じように与えている。
違うところは、茎の周りの部分である。
(1)何もしていない。
(2)枯れ草を周りに敷いている。
(3)マルチをしている。
(1)は悲惨な状況になっている。ピーマンよりも育ちのいい、早い雑草がたくさんある。抜いてもあっという間に生えてくる。日光がほとんどあたらなくなり、ピーマンは全く生長していない。
(2)は、3つの中で育っている。以前、ワラを敷いていたことがあるが、これと同じような感覚である。雑草も生えてこないし、水の蒸発も防いでいる。
(3)もいい。ただ、(2)よりは育ちがよくない。でも、これから一気に成長していきそうである。
大変なのが、学校の学級園。
どこの学校も夏休み中に、草ぼうぼうになっているだろうと思う。奉仕作業のときなどにみんなで草抜きをするが、すぐに生えてくる。
学校があるときでも、遠い場所にある学級園などはなかなか手が回らずに、草ぼうぼうになっているところが多い。
私は、学級園に絶対に「マルチ」をすべきだと思う。ただ、草が生えるのを防ぐだけではない。
水分の蒸発を防いだり、肥料が流れるのを防いだりする。
既に取り入れている学校もあるだろうと思う。
授業時数が減り、学級園などの栽培にかけることのできる時間も減ってきている。
見直しを考えて行く時期だろうと思う。