2016.12.23
カテゴリ:ブログ
女の子の発達障がい 宮尾ドクターのHPから学ぶ
発達障がいと言えば、ほとんどが男の子である。女の子は少なく、目立たないケースが多い。しかし、時期がくると目立ち始めることがある。
昨年、担任したの学級の1人の女の子が能力はとても高かった。しかし、持病があり、今までにも年間40日~50日ほど欠席をしていた。当然、教師や親、周りの大人の目は病気の方に向けられていた。
秋が過ぎ、体調がよくなり、欠席が少なくなった。すると、いくつかのことが球に目立ち始めた。
まず、身の周りの整理整頓が全くできない。物がよく落ちる。授業に集中できない、周りを意識しない行動が多い。突然、大声で笑い出す。授業が始まっても絵を描いていて、気がつかない。などなど。
今までにあまり気にならなかったようなことが目立ち始めた。
他の先生もおかしいなあと言い出した。
たまたま、宮尾ドクターのサイト「オーク発達アカデミー」を見てみると、
かなりぴったりと一致するところがあった。おそらく、この女の子は、不注意型のADHDだろうと思う。
次のところに詳しく書かれていた。
1 女性に多い、「隠れ発達障害」はなぜ起こる?
「女の子の診断はなぜ難しいのか」
2 女性の発達障害を読み解くカギは、「男女の脳の違い」
女性の発達障害の特徴:神経系の男女差の観点から
医療法人社団 益友会 どんぐり発達クリニック理事長
医学博士 宮尾益知
思い出してみると、今までに担任した子で「ひょっとしたら」と思える子が何人か思い浮かんだ。
男子の症状は目立つので、そればかりに気を取られすぎていた。
ここに書かれている原因などを読み、対応をしていきたい。