2016.09.27
カテゴリ:ブログ
学童の指導員をされている方の悩み
学童の指導員をされている方から悩みをお聞きすることがあります。
指導員の多くが悩んでいる問題のトップが、「発達障がいの子への対応」です。
なぜ、言うことをきかないのか。
何であんなに暴れるのか。
人を叩くのか・・などです。
そして、次のように言われる方も少なくありません。
「親の育て方が悪いからあのような子になった」と。
これは根本から間違っています。そう思い込んでいる人がかなりいます。
発達障がいの原因は、脳の機能の問題です。発達の凸凹であり、親の養育態度は関係ありません。しかし、このように捉えている人は少ないようです。
あと、「発達障がいはかなり増えている」と思い込んでいる人がかなりいます。教師にも多いです。
発達障がいの原因を脳の機能と捉えると、短い間にそんなに急激に増えるはずはありません。
こういった思い込みを訂正していかないと、発達障がいと思える子どもたちにうまく対応していくことはできません。
学童の指導員をされている方の多くは、パートの方です。
きちんとした「研修」を受けていない人が多いです。受けたくても受ける機会や時間はありません。
学童の指導員に発達障がいのことについて話をする機会をいただいたので、ここをはっきりと伝えたいと考えています。