第12回 西条医教連携学習

11月24日に西条公民館で、大藤佳子医師をお招きしての学習会を開催しました。

今回で、12回目になります。

参加者は20名でした。

テーマは「がまんする力」です。

第12回 西条医教連携学習

まず、大藤医師が「母子の絆・親子の絆』という資料をもとに安心して子育てのできる環境作りの重要性について話されました。
育児体験の世代間伝達、母子の絆の第一歩としての母乳育児、基本的信頼感の育みと響き合い、自立性、セルフコントロールとしつけ、自発性、母子の絆・親子の絆と遊び込みなどの項目に沿って、具体的な事例をもとに話されました。
繰り返し言われたことがあります。

「負けることを認めることががまんすることになる」

ということです。
いつも一位ではない。カードゲームなどでもこだわりの強い子が負ける経験を通してがまんする力をつけていくのだということです。これは、学校現場でも痛感することがあります。また、ご自身も関わって来られた「育児と教育の基本を学ぶ会」の資料をもとに、遊びとしつけについて教えてくれました。

今回、テーマを選択した理由は、1冊の本との出合いにあります。「マシュマロ・テスト」である。最近、よく売れているようです。

「マシュマロ・テスト」とは、アメリカの心理学者ウォルター・ミッシェルが実施した実験です。

4歳から9歳までの子どもにマシュマロを2つ提示し、実験者が部屋を出て行って戻ってくるまで待てたら2つあげること、それまで待てないときはマシュマロを1つ食べてよいことを伝え、15分間待たせてみるというものです。7歳までの子どもはマシュマロを1つ食べるほうを選択することが多く、(即時報酬を選択する)9歳になると待ち時間にがまんして、マシュマロを2つ選ぶ子(遅延報酬を選択する)が飛躍的に増えることが分かったと書かれています。40年の追跡調査の結果、子どもの時に、マシュマロを我慢できる能力があるかどうかが、その後の人生の成功を決めるということが科学的に分かったそうです。

参加者の感想

・赤ちゃんに対して、がまん、待つ力をつけること、信頼関係があってこそかと感じた。母子、親子間の信頼関係 が、すべての基盤であるのを感じる。私たちが子どもに対してきちんと待つことで子どもたちも待てるのではないかと勉強になった。(保育士)

・より小さい時期に、その時にあったかかわりをしていくことが大切だと分かりました。赤ちゃんの時期からのか かわりで、その子どもの心がどのように育っていくのかに違いが出る。“三つ子の魂百まで”がよくわかりました。(中学校支援員)

・幼児も中学生も、この内容については、あまり変わりがないと思った。今日の事例は洋・小だったけれど、中学 生も同じことをする。できたことをコツコツほめ、問題あおきることを予防することができるようになれば本人もまわりも楽になれると思う。(中学校養護教諭)

・我慢することがたくさんある中で、生活していると思うので、待って当たり前ではなく、「よく待てたね」と褒 めてあげれようにしていきたい。(保育士)

・今回初めて参加させていただきました。ありがとうございました。“がまんをさせる”というのではなく、“が まんを自らできる”ようになれる支援、とても参考になりました。私は高校生以上の支援をしているのですが、その人のつまずきは何がきっかけなのか、どこの発達課題がクリアにで きていないのか、それは、今からどういった支援で前に進めるのか、その参考になる物があればいいです。

・久しぶりに参加させていただき、とてもよかったです。納得できたところがたくさんありました。また、できる 限り参加させていただきたいと思います。(保育園長)

・“がまんする力”の弱さ、幼稚園だけでなく、小、中にもつながっているなと感じました。保護者の中にも“が まん”できない方がいらっしゃったり…。運転していても“わりこみ”されて怖い思いをしたりするので、子どもだけではなく、大人も社会全体でも課題なのではないでしょうか…。我 慢できない子は待ってもらえてない子、認めてもらえてない子でもあるのではないか?大切にしてもらえていると実感できている子は、我慢できる子に なれるのでは?今回のテーマをプラスの方向から見つめられたら・・・・。大藤先生のお話よかったです。(幼稚園教諭)

・今回は具体的な話し合いで、あー、園でもよくあること、あの子が気になる~などと思いながら、楽しく勉強さ せてもらいました。今、できること、経験をいっぱいさせてあげて、園が楽しいと思えるよう頑張ります。(保育士)

・“がまんする力”を育てること、今の時期にどうすればよいかを考え直すきっかけになりました。(保育士)

・マシュマロテストに興味を持ちました。

・我慢すること、躾などなど学ぶことができました。具体的にどうような支援をしていくかの方法を考えたいで す。(小学校教諭)

・熱心に学んでいる方、お世話や準備をしてくださる方がいてすごいと思いました。学び続ける気持ちと元気が欲 しいですね。(小学校長)

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