2015.09.05
カテゴリ：講座・セミナ―・イベント情報
新居浜で高齢者脳トレ教室
ＴＯＳＳ愛媛の二人が講師を務める「新居浜高齢者脳トレ教室」に参加をしてきた。
参加者は10名。85歳から90歳までの方も4人いた。前回の時に参加された方もいた。
二人とも「アタマ元気」のテキストを使って、講座をしていた。
ただ、テキストをそのまま使うのではなく、前に大きく画像を提示したり、関係する歌の音楽をかけるなど工夫をされていた。
例えが、「むすんでひらいて」の歌が出てくる場面では、歌を歌っている映像を流し、次に映像に合わせて実際に手を動かして、問題に挑戦していた。
85歳を超えるお年寄りの方が、大きな声で実に楽しそうに歌を口ずさんでいた。自然に体を動かしている人もいた。そして、問題を解くときには、歌を口ずさみながら考えていた。
二人のお年寄りの方への対応は実にやさしい。側に行って、やさしく声をかけ、ほめ、励ましている。お年寄りの方も、とても嬉しそうである。
先生が、「村の鍛冶屋」の歌を歌って、その歌詞が昭和20年頃に変わったことを授業していた。私は全く分からなかったが、お年寄りの方がは「あ、あれよ」「そうそう、思い出した」などと言いながら、実に嬉しそうであった。
子どもの頃に歌われた歌を思い出されて、楽しい気分になったのだろうと思った。
「アタマ元気」のテキストを活用した脳トレは、高齢者の方にとても効果があることが分かった。
びっくりしたことがある。お年寄りの一人の方が、昨年のこの講座でしたことを覚えておられたことである。講師の先生もびっくりしていた。
こういった高齢者脳トレ教室はこれからのニーズが高まってくる。さらに広げてきたいと考えている。